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イスタンブール中心部散策6日目(ユスキュダル・ギュルハネ公園)

カテゴリ:街歩き訪問時期:2026年6月6月の気候: 18.4〜27.6℃ / 降水 24.8mm(雨4.2日)関連スポット:EminönüフェリーターミナルLandmark 1923Uskudar Coast Walkwayギュルハネ公園Gülhane Park Cistern
イスタンブール中心部散策6日目(ユスキュダル・ギュルハネ公園)
海岸沿いの遊歩道と塔

Eminönüフェリーターミナル

イスタンブール滞在の最終日は、ユスキュダル方面へ向かうことにした。前回フェリーで海軍博物館方面へ移動した際、海風が非常に心地よかったことが印象に残っており、今回もフェリーでの移動を選択した。エミノニュ・フェリーターミナルからユスキュダルへ向かう航路は、一度対岸のカラキョイに寄港してから橋の間を抜けていくルートで、変化に富んでいて面白かった。この移動の間、海から眺めるモスクの姿はどこか懐かしさを覚える風情があった。

海から望むモスク
海から望むモスク

進む先には乙女の塔が姿を現す。紀元前408年、アテナイの将軍アルキビアデスが関税所として築いたのが起源とされ、1110年にビザンツ皇帝アレクシオス1世コムネノスが木造の塔を建てたという2000年以上の歴史を持つ。蛇に噛まれて死ぬという神託を恐れた王が娘を閉じ込めたものの、結局は果物籠に隠れていた蛇に噛まれて命を落としたという悲劇や、毎晩海を泳いで恋人に会いに来ていた青年が嵐でランプの灯を見失い溺死し、それを嘆いた恋人も身を投げたという悲恋など、様々な伝説を持つ。小島にぽつんと浮かぶ様子は小さく見えたが、そうしたシンボル的な場所だけあって、強い存在感を放っていた。フェリーでの海風を感じる時間は短く、イスタンブールを旅する上でこの移動手段は欠かせないものだと改めて実感した。

海上に浮かぶ乙女の塔
海上に浮かぶ乙女の塔

Uskudar・モスク巡り

ユスキュダルに到着すると、旧市街とは異なる開放感に包まれていた。地区内ではミフリマー・スルタン・モスク、イェニ・ヴァーリデ・モスク、アジズ・マフムド・ヒュダイ・モスクと歴史的なモスクを巡った。海岸線沿いに向かうと、ひときわ目を引く大きなランドマーク1923が街の目印となっており、散策の指針となった。海岸沿いの遊歩道はこれまで歩いた中で最も使い勝手が良く、海峡を眺めながらの散策に最適だった。道中には小さなモスクも点在し、釣り人が魚を釣っている穏やかな光景が印象に残った。

この地区で最も目を引いたミフリマー・スルタン・モスクは、オスマン建築の巨匠ミマール・スィナンによる設計だという。スルタン・スレイマン1世の娘ミフリマー・スルタンのために建てられたというこの優美なモスクをはじめ、ユスキュダルには時代を超えた名建築が惜しみなく点在しており、歩くたびに新しい発見があった。

海岸沿いの遊歩道と塔
海岸沿いの遊歩道と塔
海沿いに佇む小さなモスク
海沿いに佇む小さなモスク
ボスポラス海峡と釣り人たち
ボスポラス海峡と釣り人たち

ギュルハネ公園・Gülhane Park Cistern

その後、メトロでシルケジ駅へ移動し、ギュルハネ公園へ向かった。この公園は綺麗に整備されており、ベンチに「GULHANE PARK」と刻印されていた細部も印象的だ。公園内には花壇もあり、心地よい空間が広がっていた。

この公園はもともとトプカプ宮殿の庭園の一部だったそうで、イスタンブール最古級の公園の一つに数えられているという。オスマン帝国時代には皇帝一家だけが立ち入れる特別な空間だったと知ると、今こうして誰でも自由に歩けるベンチ一つにも、時代の変化を感じさせられた。

ギュルハネ公園のベンチ
ギュルハネ公園のベンチ

目的地であった公園内のシスターンは、少し分かりにくい場所にある茶色い建物の中にある。5〜7世紀のビザンツ帝国時代に築かれた地下貯水池で、1913年に発見された後、20世紀後半には一時期公園内の小さな動物園の水槽として使われていたという意外な経歴も持つ。2023年からは「ギュルハネ・サナート」という現代アート展示空間として一般公開されている。内部へ足を踏み入れると、柱が整然と並ぶ幻想的な空間が広がっており、その神秘的な雰囲気に思わず引き込まれた。

公園内のシスターンの外観
公園内のシスターンの外観
神秘的なライトアップの柱廊
神秘的なライトアップの柱廊

出口付近に突然現れた2体の白いクマの銅像には、理由はわからないものの心が和んだ。

公園内の白いクマの銅像
公園内の白いクマの銅像

まとめ・空港ラウンジ

最後に空港ラウンジで一息つき、本旅の全行程を終えた。イスタンブールの歴史の深さや海に囲まれた景観の素晴らしさを体感でき、非常に充実した時間となった。観光地の価格高騰は気になったが、未踏の地も多く残されているため、また時期を改めて別の角度から街を楽しみたい。なお、イスタンブール航空の国内線ラウンジのブッフェは種類が限定的だったが、出発前の休息場所としては十分に役割を果たしてくれた。

ラウンジでの軽食
ラウンジでの軽食
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