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宮古島散策(パイ・パイ・パーク・パイナガマビーチなど)

カテゴリ:街歩き・自然訪問時期:2019年7月7月の気候: 27.5〜30.5℃ / 降水 175.5mm(雨21日)関連スポット:宮古空港大立大殿みゃーかパイ・パイ・パークパイナガマビーチ
宮古島散策(パイ・パイ・パーク・パイナガマビーチなど)
パイ・パイ・パークの夕日

石垣島から宮古島への飛行機はあっという間に到着した。今回は宮古空港を起点に市街地や海辺を歩き、2日間かけて島の一部を散策した。

宮古空港から市街地へ

宮古空港はコンパクトで利用しやすく、中心市街地の平良までは車で約15分、市街地まで数キロ程度という近さが印象に残った。ターミナルは、秋に宮古島へ飛来する渡り鳥・サシバをイメージしたデザインになっている。

宮古空港のターミナル
宮古空港のターミナル

空港内には、貝殻をまとったような2体のシーサー像が並んでいる。1階中央ホールに置かれた「あたらかシーサー」は、造形作家の牛山リコ氏が2012年に手掛けた作品で、高さ約2mの体が貝殻で緻密に表現されている。表情や細部まで作り込まれていて、空港で目にする案内的な像というより、ひとつの作品として眺める時間があった。空港の規模に対して存在感があり、到着してすぐ宮古島らしいものを見られた気がした。

貝殻のシーサー像
貝殻のシーサー像

市街地は歩いて行ける距離だったため、到着後は散歩がてら歩いてホテルへ向かった。すがすがしい青空の下、サトウキビのような背の高い草に挟まれた細い道路を進む時間は気持ちよかった。この日はそこまで太陽が強くなかったことも、歩きやすさにつながっていたのかもしれない。ホテルに着いた後は、そのまま就寝した。

草むらを抜ける道
草むらを抜ける道

翌日は作業をするため、宮古島市街地の下里にあるダグズコーヒーへ向かった。2014年開業の自家焙煎コーヒー専門店で、珈琲焙煎士の久光康隆氏が厳選した豆をハンドドリップで一杯ずつ淹れている。店内では本格的なコーヒーを飲みながら作業ができ、集中度が上がって効率的になった。ロールケーキもおいしく、量としてもちょうどよかった。沖縄はカフェ文化も強く、ゆったりした生活感のある店が多いので、旅の途中で作業場所を探す場合にも利用しやすいように思う。

コーヒーとロールケーキ
コーヒーとロールケーキ

みゃーかと夕暮れの海辺

その後はビーチの方へ歩いていく途中、交差点のすぐ近くで大立大殿みゃーかを見かけた。道路脇に大きな石が置かれているように見えるため、通り過ぎるだけでもインパクトがある。大立大殿みゃーかは、15世紀後半に宮古島の首長を務めた大立大殿の墓とされる市指定史跡で、「みゃーか」は四方を長方形に切り出した琉球石灰岩で囲み、蓋石を乗せる宮古島特有の墓形態だという。

大立大殿は、後に宮古島の大豪族となる仲宗根豊見親を幼少期に養育した人物として知られている。かつては海岸の崖のそばにあったものが、埋め立てと道路拡張によって周辺の地形を削られ、現在は交差点の歩道脇に保護整備された状態で残っている。歴史的な墓が、現在の交通量のある場所に保存されていることに、島の過去と今の近さを感じた。

歩道脇の石墓
歩道脇の石墓

夕暮れ時にはパイ・パイ・パークを訪れた。園内には青い遊具のような構造物や屋根付きの休憩スペースがあり、その向こうに海と夕日が見える。ここから見る夕日はとても大きく感じられ、沖縄の澄んだ空がこうしたきれいな夕景を実現しているのだろうと思えた。海沿いで空が広く開けているため、日が沈むまでの色の変化も眺めやすかった。

パイ・パイ・パークの夕日
パイ・パイ・パークの夕日

別の位置から見ると、青い構造物と海面に沈みかける夕日が重なり、園内の素朴な雰囲気も含めて印象に残る景色になっていた。派手な観光施設というより、海辺で夕方を過ごすための場所という感じだった。

青い遊具と夕景
青い遊具と夕景

パイ・パイ・パークのすぐそばにはパイナガマビーチがある。宮古方言で「南の長い浜」を意味する「パイナガマ」の名の通り、約360mの砂浜が続くビーチで、平良の中心街から徒歩5〜10分というアクセスのよさも特徴だという。夕方に立ち寄ると、海面に夕陽の色が差し込み、砂浜と穏やかな水面が美しかった。透明度も高そうに見えたので、翌日以降の午後などに訪れて泳びたいと思った。地元住民にも観光客にも親しまれているというのも納得できる、街から歩いて行ける身近な海辺だった。

夕暮れのパイナガマビーチ
夕暮れのパイナガマビーチ

ここまで2日間滞在した宮古島は、派手さはないが必要なものが十分にあり、ゆったりした時間が流れている場所という印象だった。自然が素晴らしいのはもちろん、人々のやさしさも、こうした環境からにじみ出ているように感じた。街歩きと海辺の景色を無理なく組み合わせたい人には、歩く速度で過ごしやすい島だと思う。

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