2020年1月中旬の寒い日、翌日にカンボジアへ行く予定だったが、飛行機に乗る前日に高校サッカーの決勝戦、青森山田対静岡学園が行われると知り、せっかくなので観戦してみた。会場の埼玉スタジアム2002は人であふれ、試合前から熱気が伝わってきた。
埼玉スタジアム2002は、さいたま市緑区美園にあるサッカー専用スタジアムだ。2002年のFIFAワールドカップ開催のために建設され、収容人数63,700人は、国内のサッカー専用スタジアムとして最大規模とのことだ。入場して周囲を見渡すと、青空の下に大きなスタンドが広がり、すでに多くの観客で埋まっていた。
入口へ向かう通路も来場者で混み合っており、ゲートには「埼玉スタジアム2002」の案内が掲げられていた。大会会場へ向かう人の流れからも、この決勝戦への関心の高さがうかがえた。

スタジアム前には「全国高校サッカー選手権大会」と書かれた青い看板があり、青い空とスタジアムの外観によく映えていた。

私の席はゴール裏で、そこまで良い席ではなかったが、試合を楽しむには十分だった。応援団の姿がよく見え、ピッチでは選手たちが集まって準備している様子も確認できた。観客席はチームカラーに分かれるように広がり、試合前から応援の存在感があった。

試合が始まると、来場者数は5万人を超える大熱狂だったらしい。前半は完全に青森山田のペースで、下馬評も青森山田が圧倒的だった。しかし後半から静岡学園が劇的に盛り返し、最終的には2対3で勝利した。前半の流れと結果だけなら諦めてもおかしくない展開だったが、静岡学園は決してあきらめず、チャンスをつかみ、テクニックと気迫で最後に勝ち切ったように思う。


スタジアム全体が熱狂に包まれる素晴らしい試合を見ることができ、私も感激した。観戦後はチキンカレーでおなかを満たし、翌日のカンボジア行きのフライトに備えて早めに就寝した。高校サッカーの決勝を現地で見たい人には、印象に残る観戦になると思う。