アルベルティーナ・ウィーン国立歌劇場
ウィーン旧市街を巡った。ハプスブルク宮殿の一部を改装したアルベルティーナは、新古典様式の柱廊が壮麗な美術館だ。美術史美術館と比べてモダンで華やかな内装で、モネやピカソといった近代絵画の数々にインスピレーションを受けた。2026年は開館250周年の節目にあたり、記念企画展も開催されている。またここからは街のランドマークであるウィーン国立歌劇場を一望できた。1869年開場でネオ・ルネサンス様式のこの劇場は、小澤征爾氏が音楽監督を務めたことでも日本に馴染み深い。


シュテファン大聖堂
さらに北上してシュテファン大聖堂へ向かう。12世紀創建のゴシック建築は圧倒的な存在感で、多くの人で賑わっていた。屋根に施された双頭の鷲の紋章は有名だ。敷地内には精緻な石像が安置されている箇所もある。


市立公園(ヨハン・シュトラウス像・ウィーン川ポルタル)
休憩には市立公園を訪れた。金箔のヨハン・シュトラウス像前では幸運にも軍楽隊の生演奏に遭遇し、ワルツ王の記念碑を囲む市民らと共に音楽の街の一端を感じた。同園内にはウィーン川ポルタルもある。1906年前後に造られたユーゲントシュティール様式の見事な門は、装飾的な彫刻が施されており、公園の細部までデザインが行き届いている。歴史と芸術が融合したこの街は、音楽や建築に興味がある人には格別の体験となるはずだ。

