パンガン島を後にして、小さなフェリーでタオ島へ向かった。小さい島ながら自然が保たれ、海もきれいだと聞いていたので、到着前から期待していた。港には船が並び、島の入口では「タオ島へようこそ」と書かれたゲートをくぐった。緑の山並みと青い海が近くに感じられ、これからの滞在への気分が高まった。



Taa Toh Lagoon Beach
最初に向かったのはTaa Toh Lagoon Beachだった。少し遠くからでも海の青さと透明さが分かり、着く前から気分が高揚した。Taa Toh Lagoon BeachはJohn-Suwan Viewpointの入口、Freedom Beach駐車場の近くにある静かな入江で、シュノーケリングを目的にするより、木陰で休むのに向いた落ち着いたビーチとして知られている。実際、海のそばには木が整然と生えており、木陰では人間も犬も気持ちよさそうに寝たり、ゆっくり過ごしたりしていた。岩が点在する場所や、石の橋で各地点を結んだ遊歩道もあり、透明な海を眺めながら歩くだけでも面白い。木にはブランコが吊り下げられ、砂浜と岩、木々、穏やかな海が一体になっていた。景観とムードの両方がよく、今回のタイのビーチ巡りでは一番印象に残ったビーチだった。








John-Suwan Viewpointと絶景
そこから南側の山を登ると、ヤシの木々の間から海を見渡せる場所があった。さらに進んだJohn-Suwan Viewpointでは、タオ島最南端の自然の岩場に登り、西側のChalok Baan Kao湾と東側のShark Bayを左右に分けるような景色を眺められた。人工的に整備された展望台ではなく、岩の上から見る形なので足元には気を付けたいが、海と山が近いタオ島らしい眺めだった。この一帯は景観が特によく、ビーチと展望の両方を続けて楽しめたことへの満足感は高かった。




Shark Bayとホテルでの日常
翌日はShark Bay付近へ行った。豪快な岩が並ぶ海岸を歩き、小さいながらも透明感が高く、使いやすそうなビーチでは泳いだ。岩の間に広がる海は明るい青色で、波が寄せる海岸には建物や木々も見えた。タオ島では、泳ぐ場所と岩場を眺める場所が近く、短い移動で景色が変わるところがよかった。



食事では、もはや行きつけになったDok Koon Restaurantを再訪し、野菜炒飯とソムタムを食べた。ソムタムの辛さと酸味が体に行きわたるようで、海で過ごした後のリフレッシュになった。

Sai Nuan Beach
最後に訪れたのは、島の西側にあるSai Nuan Beachだった。タオ島南西部の隠れたビーチで、椰子並木の小道を挟んで二つのエリアに分かれている。シュノーケリングの人気スポットとしても知られ、カラフルな魚やウミガメが見られることもあるという。廃墟のような水上ロッジがあり、水深の深い場所もあるため少し注意が必要だったが、その分スリルがあり楽しかった。途中の山道では少し攻撃的な犬に遭遇して若干怖かったものの、バイクに乗った親切なローカルの方が助けてくれ、ビーチの近くまで乗せていってくれたことにはとても感謝している。

こうしてタオ島の旅を終え、今回の島めぐりの中でも最高の満足感を得た。小さい島だが海のきれいさと自然が保たれ、人も優しく、ビーチ巡りと景色を楽しみたい人には再訪したい場所だった。タイ本島の方へ戻るため、次はサムイ島へフェリーで戻ることにした。