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クラビ散策(ライレービーチ・ポダ島など)

カテゴリ:自然景観訪問時期:2019年1月1月の気候: 22.9〜32.3℃ / 降水 53.2mm(雨10.8日)関連スポット:クラビー歩行者天国アオナンビーチライレー ビーチプラナーンビーチプリンセスケイブ東ライレービューポイントポダ島タレー・ウェーク
クラビ散策(ライレービーチ・ポダ島など)
白砂州と小島の海

クラビ市内

ピピ島からのフェリーはクロンジラ船着場に到着した。クラビ市内へはソンテウやバスで簡単に移動でき、数日間かけてゆっくり過ごすには動きやすい場所だった。

前日にたくさん泳いだため、この日はかなりお腹が空いていた。食事にはポークステーキとパッタイを注文したが、プーケットと比べるとリーズナブルで、味の方もよかった。肉料理と麺料理を一緒に食べると、海で体を動かした後の食事としてちょうどよく感じた。

ポークステーキとパッタイ
ポークステーキとパッタイ

滞在中は川の横にある遊歩道を散歩した。水面の向こうには木々や遠くの山並みが見え、夕方には空の色が少しずつ変わっていく。観光地を急いで回るというより、川沿いを歩きながらクラビ市内の時間の流れに合わせて過ごせる場所だった。

川沿いの遊歩道
川沿いの遊歩道

遊歩道沿いには鳥をモチーフにしたモニュメントもあり、形を眺めながら歩いた。こうした街中の造形物を見つけるのも散歩の楽しみで、特に予定を決めずに歩いてもリラックスした時間になった。

鳥のモニュメント
鳥のモニュメント

クラビー歩行者天国などで買うマンゴーは60バーツで山盛りに入っており、味も抜群だった。タイに来てよく思うのは、マンゴーを好きな時に食べられるだけで幸福度がかなり上がるということだ。持ち帰ったマンゴーは鮮やかな黄色で、袋を開けるとそのまま食べやすい大きさに切られていた。

山盛りのカットマンゴー
山盛りのカットマンゴー

アオナンビーチ

晴れの日にはアオナンビーチへ向かった。海沿いには、ピピ島にあったものと同じようなカジキの像がある。ただし、こちらのカジキはかなり大きく、二人がかりで釣り上げている様子まで表現されている。海を背景にした像は存在感があり、アオナンの印象に残った。

海辺のカジキ像
海辺のカジキ像

アオナンビーチはこじんまりとしているが活気にあふれていた。砂浜には多くの人がいて、海には遊泳する人の姿があり、岸には他の島へ向かうボートが数多く並んでいた。クラビは石灰岩の断崖と熱帯のジャングルに囲まれたビーチリゾートで、複雑な地形のため陸路から離れたビーチも多く、船でアクセスするのが基本になる。私もここからボートに乗り、ライレービーチへ向かった。

アオナンの海岸風景
アオナンの海岸風景

ライレービーチとプリンセスケイブ

ライレービーチも規模はこじんまりしているが、ウォーキングストリートがあり、道沿いに店が立ち並んでいる。さらに進むと、途中からごつごつした岩山の下を通るような道になった。頭上に迫る岩肌と木々の組み合わせは迫力があり、撮影スポットとしても印象に残った。

岩山沿いの海岸
岩山沿いの海岸
岩山の下を通る道
岩山の下を通る道

道中は少し歩くものの、木々があるため木陰が多く、歩きやすかったように思う。ビーチ側から見るプリンセスケイブは、岩が鋭く細長く垂れ下がっているのが特徴的で、整えられた景観というよりワイルドな雰囲気だった。クラビがロッククライミングの聖地として世界的に知られていることも、この周辺を歩くと実感しやすい。

プリンセスケイブの岩壁
プリンセスケイブの岩壁

プリンセスケイブを抜けるとプラナーンビーチにたどり着く。洞窟内には海の守護神と、子宝・豊穣を祈る民間信仰の祠があり、さまざまな色の木製の男性器が飾られるように祀られていた。プリンセスケイブ、つまりプラ・ナーン洞窟の「プラ・ナーン」はタイ語で「王女」を意味する。紀元前のインドの王女がこの近くで難破し、その魂が洞窟に住み着いたという伝説があり、地元の漁師たちは大漁を願って木彫りの男性のシンボルを供物として奉納しているという。

洞窟内の祠と参拝者
洞窟内の祠と参拝者

プラナーンビーチと東ライレービューポイント

ロッククライミングをしている人もいたので、私も岩山を登ってみた。岩と岩の間から見えるプラナーンビーチは、砂浜から見るのとはまた違う景色だった。緑色の海と白い砂浜、岩の影が重なり、上から見下ろすことで美しさがよりはっきりした。

岩間から見えるプラナーンビーチ
岩間から見えるプラナーンビーチ

東ライレービューポイントへは、ロープを使って斜面を登っていく必要がある。斜面はだいぶ滑りやすく、上るときよりも下るときの方が圧倒的に難しかったが、ロープがあって本当に助かった。そこからはライレービーチと東ライレービーチを一度に見渡すことができ、上った甲斐があったと思う。

東ライレービューポイントからの絶景
東ライレービューポイントからの絶景

この日は相当運動したため、ホテルに帰ってしっかり休んだ。その後の数日間は疲れを取ることを優先し、クラビ市内でゆったりした生活を過ごした。海や岩山を歩き回る日と、川沿いを散歩したり食事をしたりする日を分けられたのはよかった。

ポダ島

その後、アイランドホッピングツアーでポダ島方面へ向かった。ポダ島へ行く途中には、大きな岩礁であるマタンミン島が海上に堂々と立っているのを見ることができた。周囲の海は広く、船から見る岩礁は陸上で見る山とは違う迫力があった。

海上に立つ岩礁とボート
海上に立つ岩礁とボート

ポダ島に到着すると、ビーチにはカラフルな看板が立っていた。島に着いたことがひと目で分かる色使いで、背後には白い砂浜と海が広がっている。観光地らしい分かりやすい目印だった。

ポダ島のカラフル看板
ポダ島のカラフル看板

こちらのビーチからもマタンミン島が大きく見えた。ビーチはこじんまりしているが、遊泳区間はしっかり区切られている。海は透明で、浅いところから水の中が見え、実際に泳いでいて楽しかった。

透明な海と岩島
透明な海と岩島

チキン岩とタレー・ウェーク

そこからさらにボートで南下して向かったのがチキン岩だった。海上に立つ岩は、確かに鳥のような形をしている。見る角度によって輪郭の印象が変わるが、名前の由来が分かる形で面白かった。

鳥の形をしたチキン岩
鳥の形をしたチキン岩

今回のクラビの旅で一番印象に残ったのはタレー・ウェークだった。ここは単なる白砂ビーチではなく、干潮になると海の中から白い砂州が現れ、3島をつなぐ「幻の砂浜」と呼ばれている。タレー・ウェークは「割れる海」を意味し、通称サンドバーともいう。ガイ島、チキン島、タップ島、モー島の3島の間に、干潮時だけ白い砂の道が現れる自然現象で、乾季の11月から4月によく見られる。私が訪れた時にも砂州が現れて島を結んでおり、海がとても浅かったため、不思議な感覚だった。

白砂州と小島の海
白砂州と小島の海

砂浜はさらさらとしていて気持ちがよく、よい日影があればいつまでも滞在していたいくらいだった。海の浅さと白い砂、島を結ぶ細い道が一つの景色になっており、アイランドホッピングの中でもここだけは特に記憶に残っている。

白砂浜と透明な浅瀬
白砂浜と透明な浅瀬

アイランドホッピングを終えてクラビ市内に戻ると、信号の上に立っている類人猿の像が目に入った。クラビタウンの信号機には、原始人やサーベルタイガー、コンドル、剣を持った象など、ユニークな像が取り付けられている。県内でタイ最古級の原始人の骨が発見されたことにちなんだもので、クラビタウンの名物のひとつになっているという。市街地の中で突然現れる独特な像が面白かった。

信号上の類人猿像
信号上の類人猿像

クラビは市内ではリーズナブルに過ごせ、アオナンビーチ方面へ行けば素晴らしい自然と海水浴を楽しめる、バランスの取れた都市だった。今回はアオナンビーチ周辺が中心だったので、次回は西側にあるという別の島々にも足を延ばしてみたい。

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